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人生マクロビオティック(7)
陰陽無双原理

ああ奇跡か、幻か・・・もう何年も直らない難病が一週間で治っていく。余命何日と言われた不治の病が数週間で完全に治ってしまう。真実とは何と素晴らしいことか。自然とは何と偉大なものか。マクロビオティックの食事法によって、命が救われた人たちが世界各地に何十万人もいるらしい。(現代、マクロビオティック実践者は世界に200万人)
世の中のあらゆる事象は陰と陽のバランスの上に成り立っている。その陰陽のバランスのみだれが病気であり、陰性過多、陽性過多が健康を損なう原因であるというのである。その陰陽のバランスを食事によって整えるのが無双原理の食事療法だ。いわゆる「マクロビオティック」とよばれるものである。桜沢のマクロビオティック「無双原理世界観」の正確さは、世界中で数え切れない人たちが、現代医療の知識では理解できない原因不明の難病を次々に治していく事でも実証済みだ。

不治の病とされる白血病がたった二日で完治してしまう。もう十年以上も苦しみぬいた消化器官の潰瘍が梅干十個で治ってしまう。(「ゼン・マクロビオティック」より)ほとんどの病気が十日以内に治ってしまう。あげくに、シュバイツゥアー博士に見せるために、桜沢本人がアフリカで不治の病の伝染病に自らかかりながら、食事療法だけで治してしまう。こうした事例が後をたたない。こうして、桜沢は世界中に絶対的な信頼と実績を得ていった。嘘のような本当の話であるが、桜沢がすごいのはこれが単なる怪しげな健康法や宗教でなく、医学と科学の知識を踏まえた上での陰陽無双原理によって成し得たことだ。そして、これらの奇跡的な治癒がマクロビオティックの生理学的な応用にすぎないということだ。
(「ゼン・マクロビオティック」が書かれた昭和中期、人々の食事は現在のように生命力の乏しいものではなかった。だから、現代人に比べるとかなりの回復力があったようだ。)
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人生マクロビオティック(6)
玄米と宇宙

桜沢如一がなぜ、そういう根源的な事をわかったかというと、一言でいうなら、「玄米」をかんだからだ。

人体や玄米が宇宙であるのと同時に、このあたりまえの日常生活もまた宇宙。この日常にこそ、すべての「理」がある。この日常以外に、人が大切なことに気づき、本質的な幸せになることはないのだ。だから、どんな正しい文章も、どんなに素晴らしい教えも、この日常の出来事を文字に置き換えたものにすぎない。問題は、このあたりまえの日常から、そういった大切なもの、真実をどれ程に感じとることが出来るかにある。極端なことを言うと、自分自身がこの日常、世界そのもの、宇宙になってしまえば、すべてのことが微塵の間違いもなくわかってしまうのだと思う。

玄米をかむこと。そして、陰陽の秩序にのっとった、宇宙、すなわち自然のバランスの整った食事によって、己の体を宇宙のリズムに近づけていくこと。日々の生活において、宇宙のリズムにのっとった調和した生き方をすること。朝おきて顔を洗うといった日々のささいな行動にいたるまで、大地陰陽の秩序に合致するように努カすること・・・それが、宇宙を知る唯一方法。老子が、「無為自然」と言ったまさにあの境地だ。(そのためには、何ものにも拘束されない自由な時間と空間が必要だ)「自分を守るために嘘をつくような人」というのは、絶対にこの調和した世界に入れないらしい。ここで、世界人口の多くの人が脱落する。(「健康の七大条件」より)
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人生マクロビオティック(5)
禅・まぐろビオティック

今度お店をするのなら、禅スタイルのモダンなシーフードレストラン、「禅・まぐろビオティック」か、デリ惣菜を併設したこだわりの鮮魚店、「シャルル・ド・まぐろーン」なんて話があるのやら、ないのやら・・・僕のおじいちゃんは、まぐろで有名な魚屋さんだったが、僕はベジタリアンなので、魚はほぼ食べない。という話はおいといて、今、桜沢如一(さくらざわゆきかず)の書いたマクロビオティックの本にはまっている。この間からもうたてつづけに数冊読んでしまった。

生命力とは何か?それは、この心と体を含めた生命を力強くこの世界に生かし、幸せにするものだ。そのためには、この世の構造、すなわち世界観と宇宙観を正しく身につけなくてはならない。
そういう人は病気になりにくい。苦しみが少ない。世間的によく言う、いわゆる「悟り」である。そういう事を宗教的でなく、精神的でなく、感覚的でなく、科学的に、理論的に、統合的に解き明かしたのが、桜沢如一の 「ゼン・マクロビオティック」である。その著書は、300以上、世界各地に支部やレストラン、食品店があり、十何万人もの替同者がいる。いわゆる、西洋的な科学と東洋的な思想の完全な融合である。そういう意味で、桜沢の考えは世間に溢れる思想や理論、様々な健康法とは明らかに種類を別にする絶対的な正確さがある。それは、キリスト教や仏教をはじめ世界の五大宗教のもとであり、現代科学を超えた様々な真実とよばれる事象のもとである、この世界をつくる根源。しかし、残念なことにその実態を正確に理解する人は多くない。世間では、「マクロビオティック」が、単なる体質改善のための健康法におきまっているのだ。
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人生マクロビオティック(4)
玄米(2)

稲からもみ殻をとったものが玄米。表面の薄皮を機械で精米していくとだんだんと白米に近づいていく。薄皮を七割とったのが七分づき米。うちのお弁当の玄米は、無農薬有裁栽培の玄米100%、雑穀米は七分づき米に五種類の雑穀を加えている。七分づき米は、白米に比べれば食物繊維も豊富で体によいが、先に述べた食べ物の生命カという点からすると、玄米と比べるまでもない。

「玄米は硬くて食べにくい」とよく聞くが、玄米の栽培方法や品質に問題があるのではないかと思う。精白していない玄米といえども、一般的に流通しているお米をそのまま玄米でたいても決して美味しくはならない。化学肥料で育ったお米では、旨みや甘みに絶対的な品質の差が出来るのだ。その点、完全に無農薬有機栽培で育ったお米はやわらかいのでそれほどの食べにくさも感じず、噛めば噛むほどにお米の美味しさがロの中に広がっていく。

玄米の効用を最大限に味わいたいのなら、約2週間、玄米と野菜の煮物、みそ汁などで一切の添加物、化学調味料(アミノ酸)を抜いて食事をしてみるとよい。血液がきれいになるので、体調や心境の変化を身をもって感じられることが多い。もっとてっとりばやく・・・という人には、七号食というのがある。玄米と胡麻塩だけの食事を3、4日つづけてみると明らかな体調の変化を感じられることが多い。玄米は一口100回必ず噛むこと。なにしろ、玄米を食べているといろんな事が変わる。いろんな事がわかる。
人体は小宇宙であるとよく言われる。そして、生命のやどる一粒の玄米もまた宇宙・・・精白されないそのまんまの玄米が、自分自身の体をつくるとき、己自身に本来のカ強い生命カがやどり、真に健康な体と卓越された世界観・宇宙観が心の内にやどるのだ。
| 人生マクロビオティック | 13:34 | comments(0) | - | pookmark |
人生マクロビオティック(3)
玄米(1)

玄米がなぜ体にいいかというと、皮と身の間にビタミンやミネラルといった栄養素が豊富にあるからだ。白米にはこれがほぼない。炭水化物のかたまりのでんぷんになってしまう。玄米を食べるようになると、体の調子がよくなったり、悪かった体調が回復したりするのはそのせいだ。栄養が豊富なので、以前ほどおかずの量がいらなくなったり、動物性の食品があまり欲しくなくなったりする。食物繊維が豊富なので明らかにおなかの調子がよくなる。便秘やダイエットにはかなりの効果があるように思う。

僕は10年程前、玄米を食べるようになった。しばらくすると化学調味料(アミノ酸)の味が妙に気持ち悪くなって、次第に甘いものやお肉なんかもあまり欲しくなくなってしまった。今は料理の中に少しでも、添加物や化学調味料が入っていると美味しくないので食べれない。ずっと無添加のものばかり食べているので体質が変わってしまって、以前に増して今はものすごく体の調子がよくなってしまった。もう10年以上一度も風邪をひいていないし、病院も行っていない。
白米と玄米の決定的違いは、玄米は水にひたしておくと芽が出ることだ。精白されて、栄養的に単なる炭水化物のかたまりとなってしまった白米とちがって、玄米はまだ生きているのだ。生命は生命によって育まれる・・・子供は誰かに愛されないとまっすぐに育たない。玄米という生命、人という生命・・・生命というものは、生命によってしか正しくまっすぐに育たないのだろう。その点、玄米には何ものにもまさる強い生命カがあるといえる。それで、劇的に体質が改善されたり、病気が治ったりするのだと思う。

生命というのはあいまいな概念だが、明らかにある。実は水や土のようなものにも生命はあるらしい。奇跡の水などと呼ばれる名水が各地にあったり、土の良し悪しによって出来る野菜の質が格段にちがってしまうのはこの生命カの違いだ。栄養、バランス、健康的な食生活・・・確かに僕たちの健康を維持するのに大切な要因であるが、本当はカ溢れる生命のパワーを我々の体の中に取り入れること。これが、健全なカ溢れる健やかな体と心を取り戻す最短の道なのだ。
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人生マクロビオティック(2)
天敵出現!?

「肉も食べ!気分が悪くなるなんて思い込みや。アミノ酸は体に必要やねん・・・」と彼女にいじめられる。肉を食べたらほんとに倒れるのに・・・添加物が入っているとすぐ気分が悪くなるのに。そやから、化学合成のアミノ酸が・・・

彼女は今、アロマセラピーで解剖生理学と栄養学を勉強している。なにかと、細かい知識に詳しいのだ。アロマセラピーは、最近ちまたで流行っているらしいが、イギリスやフランスなどでは、アロマセラピーを医療に活用しているところも多いらしい。アロマセラピーとは植物から抽出したエッセンシャルオイルを使って心と体のバランスを整え、自然治癒力を高める健康法。アロマセラピーが、ここまで現代社会に浸透し、医学と融合するまでになったのも、徹底した科学分析と理論を確立したかららしい。

「あー、どうしたものか?僕のもっとも興味のない分野、西洋医学と栄養学・・・」なにしろ、八尾のK医院では、西洋医学に見放された人たちが、玄米と青汁だけで原因不明の難病を次々に克服していくのだから。ある患者さんは、本当に青汁だけの食事でもう何年も元気に生活しているらしい。

「あんたが金持ちになりたいんやったら、もっと一般の人が理解できることをエッセイに書けば!グワーッとか宇宙とか言うてんと・・・楽しいお昼にあんな文章しつこいねん」(当時は、宅配のお弁当にもれなく本日のエッセイが付いていた)うーん、なるほど、それは言えている。感性だけでなく、もっと理論的に。彼女を納得させるだけの知識を習得せねばならない・・・それで最近また、マクロビオティックの本を読み始めたのだ。

と言うわけで、来週から、「しゃーないから健康シリーズ」スタート。
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人生マクロビオティック(1)
欲と金持ち

今年の僕のテーマを発表します。「欲と金待ち」
もう長いこと書いてきた数え切れないエッセイのすべてを裏切るような言葉だが、これでいいのだ。僕は去年の暮れ、居心地のよい極楽のんき生活を捨てた。もっと、幸せで新しいものを見つけたのだ。それは、「ふたりでいること。そして、ささやかではあるが、何か温かいものを積み上げていくということ。」ひとつづつ、そんなものを目指していこうと思う。

と言っても、からあげ弁当をつくることはできないし、「最近、韓国ドラマにはまっている・・・」なんてことも書きそうにない。だから、自分の生き様を曲げることなしに、金持ちになりたいのだ。(笑)どれくらいの金持ちかというと、オーガニックレストランが郊外の一軒家でできるくらい。このエッセイが本になるくらい。(えっ?全然金持ちでない・・・)

相変わらず中古のルノーを買うような・・・相変わらずすりきれた服を着つづけるような・・・世間が気にならない、わが道を行く金持ちになりたい。
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