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オーガニックとは、有機野菜や無添加の素材を使った健康的な食生活のことだけではない。
日々のありふれた日常生活の中で、起こっては消える様々な出来事や自分自身の思いをその心に真摯に受け止め、今日という一日とこの瞬間の自分を超えていく愛と真実を求める孤高の生き様である。つまり、物事のすべてをいかに受け入れることが出来るかどうかということだと思う。
「すべての出来事には、意味がある」ということが、今を生きている人には、よく理解できるのではないだろうか?何事も人のせいにせず、自分の口から発した言葉に責任をもち、誠実にいかなる嘘もつかず、己を偽らずに素直に日々を生きていると、心はグーンといろいろなことを知ることが出来るのだと思う。人は、心にいろんなこだわりがあるのでそんな事とてもできそうにないと思うが、そういう風に生きると本当に人生がすばらしいことになる。
おかげで僕も、最近は少々はまともな人間になってきた。
食べ過ぎはよくない。
万病のもとをたどると、食べ過ぎが原因であることが多い。体のあらゆる疾患に対する体の防衛反応は、排出である。体が本来の健康状態に戻ろうと体内の過剰物を体外に排出するのだ。それで、人は病気になると患部が腫れたり痛んだり、咳がでたり具合が悪くなったりするのだ。
血や咳といっしょに毒素を排出する。体内の毒素を皮膚の表面に排出する。(アレルギー、アトピー、デキモノ)体内の毒素を体の一部分に固める。(腫瘍、癌)体が生命を維持するために、あらゆる防衛反応を駆使して命を守っている。だから、排出をうまくやれば、人はどんどん健康な体になっていくのだ。
過剰物は口から入る。そして、消費されない様々な過剰物質が粘液となって体内のいろんな場所に蓄積される。そして、人は痛みや体調の違和感を感じ、病気になっていくのだ。八尾の甲田医院の西式少食療法で、西洋医学に見放された難病の患者さんが次々と奇跡の生還をしていったり、マクロビオティックの食事で体質が劇的に改善され、人の体が本来の健康状態になっていくのは、過剰物の摂取をやめるからだ。本当に人の体はうまく出来ている。
動物性食品、砂糖、乳製品を控えた食生活を実践し、(腸内の悪玉菌を増やすから)毎日の主食を玄米にすることによって、体内の排出機能が活性化され、過剰物の排出が活発になる。
うちの奥さんは、無添加の食生活で長年の肌荒れが半年でツルンツルンになった。1ヶ月ほど用事で無添加の食事がとれず、また肌が荒れだしたが体質がだいぶ変わったので、家に帰ってくると1週間でまたツルンツルンに戻った。食事は本当に体と人を変える。
食事を改めると体がきれいになって、味覚が敏感になり、化学調味料(アミノ酸)や添加物に体が反応するようになる。すると、そういった食べ物を避けるようになるので、生活が楽でよい。日々の食生活において、味覚も体も、「うま〜っ」と感じるような自然素材100%の本物食品しか口にしないのだから、もう、毎日体はすっきりさっぱり調子よく、毎日のごはんが美味しくてしようがない。いわゆる、材料にこだわった贅沢食ではなく、素材のうまみをいかしたシンプルなオーガニックだ。
添加物や化学調味料をとらない食生活をつづけていると、味覚がだんだん変わってくる。仮に一週間でも、肉・魚などの動物性食品、乳製品、かつおだし、砂糖、添加物、化学調味料などをまったくとらない食事をつづけてみると、味覚と体調と心もちが劇的に良くなることが多い。たとえ、今までとほとんど同じ食事をつづけていても、添加物・化学調味料をとらない食生活を2、3年つづけると体の調子が明らかに改善され、本当の体の健康とはこういうことだったのか?と我が身の変化に驚くことだろう。本当の健康体というのは、年に一度も風邪をひかないし、病気になるということがない。そういう事が、オーガニックの生活では、可能なのだ。
ちなみに、僕はもう10年以上、お肉も食べないオーガニック生活だが、風邪は一度もひいていないし、病気にもならない。運動なんて何にもしていないのに、無料の健康診断で、体の健康状態の良さを驚かれた。