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オーガニック生活のすすめ(6)
僕は30歳のとき、三重県の山奥の古民家に二年ほど住んでいたことがある。たまたま、秋の夕暮れに通りかかった山里の大きな空家を借りることが出来たからだ。

ふもとの町から車で山道を30分、家の前を流れる小川の上には肌によいという名水の滝がある。その水で入る三畳ほどはあるお風呂の心地よさ。夜になると谷むこうに、2、3軒のあかりが灯るだけで空は満点の星。おばあちゃんが、柿だのよもぎ餅だのいろいろと差し入れをしてくれる。TVの電波が入らない。新聞が夕方届く。小川のせせらぎの音以外、何も聞こえない・・・何もない暮らし・・・仕事のことも、人生のわずらわしさも、日々のストレスも。

30年間ではじめて味わったおだやかな日々。すべてを捨ててたどりついた、簡素で質素でシンプルな暮らしの中に、僕ははじめて心のやすらぎと魂の平穏をえたのだ。
大学を出て、家の仕事に燃え、物質的な豊かさを追求していたあの頃にはわからなかった本当に大切なものが今は心の奥にあるように思う。高級外車もオープンカーも、全国を飛び回った青年会議所の生活も今は意味がない・・・人生において日々追求し、実現していく人生の理想の範疇に今はもうそういったものがないのだ。

今はいろんなことがわかる。真実というものが見える。目に見えるものがすべて無くなった分だけ、きっと目に見えない大きな何かが僕の心の中に生まれたのだろうと思う。
| オーガニック生活のすすめ | 17:16 | comments(0) | - | pookmark |
オーガニック生活のすすめ(5)

オーガニックとは、有機野菜や無添加の素材を使った健康的な食生活のことだけではない。

日々のありふれた日常生活の中で、起こっては消える様々な出来事や自分自身の思いをその心に真摯に受け止め、今日という一日とこの瞬間の自分を超えていく愛と真実を求める孤高の生き様である。つまり、物事のすべてをいかに受け入れることが出来るかどうかということだと思う。

「すべての出来事には、意味がある」ということが、今を生きている人には、よく理解できるのではないだろうか?何事も人のせいにせず、自分の口から発した言葉に責任をもち、誠実にいかなる嘘もつかず、己を偽らずに素直に日々を生きていると、心はグーンといろいろなことを知ることが出来るのだと思う。人は、心にいろんなこだわりがあるのでそんな事とてもできそうにないと思うが、そういう風に生きると本当に人生がすばらしいことになる。
おかげで僕も、最近は少々はまともな人間になってきた。

| オーガニック生活のすすめ | 14:36 | comments(0) | - | pookmark |
オーガニック生活のすすめ(4)

食べ過ぎはよくない。

万病のもとをたどると、食べ過ぎが原因であることが多い。体のあらゆる疾患に対する体の防衛反応は、排出である。体が本来の健康状態に戻ろうと体内の過剰物を体外に排出するのだ。それで、人は病気になると患部が腫れたり痛んだり、咳がでたり具合が悪くなったりするのだ。
血や咳といっしょに毒素を排出する。体内の毒素を皮膚の表面に排出する。(アレルギー、アトピー、デキモノ)体内の毒素を体の一部分に固める。(腫瘍、癌)体が生命を維持するために、あらゆる防衛反応を駆使して命を守っている。だから、排出をうまくやれば、人はどんどん健康な体になっていくのだ。

過剰物は口から入る。そして、消費されない様々な過剰物質が粘液となって体内のいろんな場所に蓄積される。そして、人は痛みや体調の違和感を感じ、病気になっていくのだ。八尾の甲田医院の西式少食療法で、西洋医学に見放された難病の患者さんが次々と奇跡の生還をしていったり、マクロビオティックの食事で体質が劇的に改善され、人の体が本来の健康状態になっていくのは、過剰物の摂取をやめるからだ。本当に人の体はうまく出来ている。

動物性食品、砂糖、乳製品を控えた食生活を実践し、(腸内の悪玉菌を増やすから)毎日の主食を玄米にすることによって、体内の排出機能が活性化され、過剰物の排出が活発になる。
うちの奥さんは、無添加の食生活で長年の肌荒れが半年でツルンツルンになった。1ヶ月ほど用事で無添加の食事がとれず、また肌が荒れだしたが体質がだいぶ変わったので、家に帰ってくると1週間でまたツルンツルンに戻った。食事は本当に体と人を変える。

| オーガニック生活のすすめ | 20:08 | comments(0) | - | pookmark |
オーガニック生活のすすめ(3)
僕は電子レンジを使わない。化学繊維の布団には寝ないし、肌着は自然素材のものにしている。電子レンジの電磁波を体が感じるようになると、あれはなかなかきつい事がわかる。電子レンジのマイクロ波は食べ物の細胞を破壊し、生命力のエネルギーを奪ってしまうのだ。それで、電子レンジで温めた食べ物を口にすると、何か口の中が「ボワーッ」とした感じがして、胃が重くなる。生命力を奪われ、本来の食べ物からかけ離れてしまったエネルギーの低い食べ物を、健康な体が拒絶するからだろうと思う。

実家に帰って居場所のない僕は、お客さん用の布団に寝る。そうすると、決まって次の朝、体が重くてすっきりしない。体の細胞に違和感をおぼえるような感覚だ。化学繊維の布団と毛布の発する波動のエネルギーが自分自身に合わないせいだろう。眠りは明日の生きる力を蓄える生命のパワー。眠りをおろそかにした生活では、素晴しい一日が生まれないのだろうと思う。

布団やパジャマをかえるだけでも、心身の敏感な人にとっては、体の変化を明確に体感できるのである。世の中には、綿100%のかっこいい服があまりない。まして、古着はナイロンやアクリルがあたりまえ。昼間は、まだ体がおきているし、睡眠中の悪影響に比べれば、まだまだたいした事はないだろうと感じているので、今のところはまだそんな古着を愛用している。しかし、下着や靴下は、綿100%でないと体の調子がおかしくなる。
| オーガニック生活のすすめ | 00:53 | comments(0) | - | pookmark |
オーガニック生活のすすめ(2)

食事を改めると体がきれいになって、味覚が敏感になり、化学調味料(アミノ酸)や添加物に体が反応するようになる。すると、そういった食べ物を避けるようになるので、生活が楽でよい。日々の食生活において、味覚も体も、「うま〜っ」と感じるような自然素材100%の本物食品しか口にしないのだから、もう、毎日体はすっきりさっぱり調子よく、毎日のごはんが美味しくてしようがない。いわゆる、材料にこだわった贅沢食ではなく、素材のうまみをいかしたシンプルなオーガニックだ。

添加物や化学調味料をとらない食生活をつづけていると、味覚がだんだん変わってくる。仮に一週間でも、肉・魚などの動物性食品、乳製品、かつおだし、砂糖、添加物、化学調味料などをまったくとらない食事をつづけてみると、味覚と体調と心もちが劇的に良くなることが多い。たとえ、今までとほとんど同じ食事をつづけていても、添加物・化学調味料をとらない食生活を2、3年つづけると体の調子が明らかに改善され、本当の体の健康とはこういうことだったのか?と我が身の変化に驚くことだろう。本当の健康体というのは、年に一度も風邪をひかないし、病気になるということがない。そういう事が、オーガニックの生活では、可能なのだ。
ちなみに、僕はもう10年以上、お肉も食べないオーガニック生活だが、風邪は一度もひいていないし、病気にもならない。運動なんて何にもしていないのに、無料の健康診断で、体の健康状態の良さを驚かれた。

| オーガニック生活のすすめ | 20:34 | comments(0) | - | pookmark |
オーガニック生活のすすめ(1)
オーガニックとは、JASやOCIA(アメリカ)などのオーガニック認証機関が、それぞれの基準にもとづきその食べ物や商品が100%自然素材で化学薬品や添加物を使用せずに作られたものであると認めたものである。

簡単にいうと、生命本来の自然のままの姿であるかどうかということ。つまり、人がエネルギーとしての生命力を維持できるか否かということである。
化学的、人工的に作り出された物質というのは、きわめて生命力のエネルギーが低い。だから、本来の健康を身につけている人にとっては、化学的な食品添加物、化学繊維、水道水etcといった生命力の低いものに敏感に反応するのだ。

現代の世の中というのは、人工的な物質にかこまれている。だから、100%自然な生活などとうてい不可能に近いのであるが、日々の生活の中のいくつかの観点をおさえた生活をすれば、自らの本来の健康を取り戻し、心身ともに快適で健康な生活をおくることが可能なのである。
 
| オーガニック生活のすすめ | 22:19 | comments(0) | - | pookmark |
日本改ぞう計画(18)
先代の宇宙組合の理事長、マザーテレサの言葉を友人に聞いた。


人は、不合理、非論理、利己的です。
気にすることなく、人を愛しなさい。
あなたが善を行うと、利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう。
気にすることなく、善を行いなさい。
善い行いをしても、おそらく次の日には忘れられるでしょう。
気にすることなく、し続けなさい。
助けた相手から、恩知らずの仕打ちを受けるでしょう。
気にすることなく、助け続けなさい。
あなたの中の最良のものを、世に伝えなさい。
蹴り返されるかもしれません。
でも、気にすることなく、最良のものを与え続けなさい。


宇宙組合の人たちは、この世の中が何かを知っている。
そして、我々の生きる意味を知っている。

生きるとは、魂の覚醒の旅。人生の喜びと幸せを求める永遠の旅。

自分を捨てると何かがみえる。誰かの喜びのために人生を生きるとき、
すべての答えのかけらがみえる。
人よ、子供と家族の幸せのためだけに、人生を生きるのか!?
人生を全人類の幸せのために・・・

だって、これはそういうお芝居なのだから。
もちろん、家族を幸せにした後で。
| 日本改ぞう計画 | 15:20 | comments(0) | - | pookmark |
日本改ぞう計画(17)
この世の中は、幻のようなもの・・・街も人もあるようでない。
しかし、幻であるからこそ、僕たちはこの生命を燃やして、人生を一生懸命に生きなくてはならないのだと思う。自分の人生を努力と勇気で、精一杯演じる必要があるのだと思う。絶え間なく心のすきまに流れ込む、愛のパワーを心に感じながら、必然と感謝で、人生を生き続けなければならない。

我々は様々な困難を越え、今の自分自身にたどりついた。そして、一人の自立した人間としてこの大地に、この世界に立つべきである。
そして、そこで自分の生きている証、魂の衝動を大いに表現するべきである。
愛は届く。何処かの誰かに、世界の果てに。ただただ、自分を、魂の衝動を世界に発信しつづけるべきである。

世界へ、宇宙へ発信された愛が、やがて時空を越えて、自分自身の心の宇宙に向かう。そしてまた、自分自身の心が、少し大きな愛で、幸福感で満たされるのだ。

世界は変わる。我の心を満たした愛がこぼれ落ちて、やがて世界を満たす。
そんな人間が、一人でも多く、この世界に増えるように。
愛が、人の心を満たすように。我々は生きるべきである。自分自身を、日々、磨くべきである。

何という偉大な幻想。何という素晴らしい人生。
| 日本改ぞう計画 | 22:17 | comments(2) | - | pookmark |
日本改ぞう計画(16)
人生とは、宇宙の果てへと向かう魂の覚醒の旅である。昨日より今日、今日よりも明日、この瞬間の自分を超えていこうとする心の格闘の旅。
この世界に愛は溢れている。自分の隣に、この瞬間に。しかし、人は、もはや、満ち満ちる愛を素直に受け取ることが出来ない。
日々のストレス、現代社会という常識、間違った教育による固定観念、現代を生きる我々にとって、この世界はマトリックスのカプセルの中・・・心ではなく頭で生きようとする、その生き方が大切な何かを遠ざけている。

魂の覚醒とは、細胞の遺伝子と同じ、魂のラセンの旅である。同じところをぐるぐると回りながら、人の心は、少しずつ変わっていく。
同じところをぐるぐると回っているかのように、いつも同じような失敗を繰り返す人たち。自分自身が乗り越え、克服すべき心の問題が、違う時・違う状況で我に降りかかる。そうとも知らずに、問題を冷静に見ることの出来ない人が、また、宇宙の巧妙な仕掛けにやすやすと引っかかる。問題延長。
そんな魂の覚醒の仕組みを知っている人は、その時々で我の心の問題を素直に受け止め、努力と勇気でその山を越えていく。そうすると、何処からともなく素晴らしい何かがやって来て、魂のラセンが益々、加速度的にスピードを増していく。

ラセンの速度こそが、人生の濃さというものなのだろうと思う。同じ一日、同じ一年・・・しかし、人それぞれの生き方によって、その長さは五年にも十年にも感じられ、喜びと感動に満ちた濃密で幸せな人生になるのだろう
いつまでたっても幼稚な大人。人生の深みを知る味わい深い人たち。
それぞれ魂の生きる時間の長さと濃さが、その人の顔と目にでている。
| 日本改ぞう計画 | 21:46 | comments(0) | - | pookmark |
日本改ぞう計画(15)
この世の中から化学調味料を消滅させるべきである。食品表示にあるアミノ酸がそれである。化学調味料は、現代のほぼすべての食品に使われている。しかし、自然の中の旨味成分を薬品によって化学的に合成して、素材の品質をごまかすのは、世界規模の詐欺行為と言えるだろう。

化学調味料は、味覚を異常に、神経を麻痺させる。現代人の多くの人が、もはや素材の本当の味を判別することの出来ないといえるだろう。味覚の異常は、実は、軽い精神の異常の始まりである。神経の異常は、愛の伝達を阻害する。愛を遠ざける。繊細で敏感な精神をもっていない人は、かすかに瞬時に我々の心に届く、繊細な宇宙の波動を感知することが出来ないのだ。

食べ物こそが、我々人間の生命の源・・・土、植物、人間へとつながっていく環境の輪廻は、我々生命がめぐる魂の永遠の旅である。健全な食べ物には健全な生命力が宿っている。化学肥料や農薬で、異常な成長をした野菜や動物に、本来の力強い生命のパワーはない。どうしても、宇宙のリズムから外れた不調和な存在になってしまうのだ。そのようなものを日々口にし、生きている我々もまた、生命の本質・宇宙の調和からは程遠い存在となってしまう。

日本から国産の食べ物は消え、土は化学肥料と農薬によって汚染され、水はもはや、その生命の源となる大切なパワーを失った。人が作りだした様々な化学物質が、体内を汚染し、人はもう本来の生命力を失ってしまった。
人間が何千年、何億年と生まれては消え、そして育んできた生命そのもののエネルギーを、我々は今、滅ぼそうとしている。
食べ物は、我々の仮の姿である。土は、我々の仮の姿である。そこに宿るエネルギーが、現代の我々人間そのものである。
| 日本改ぞう計画 | 19:01 | comments(0) | - | pookmark |
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