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エネルギーの質(1)
何か美味しいものを食べたい。というよりは、エネルギーの高い物質を体内に補給したいのだ。そういうものが、めちゃめちゃうまい。最近の僕の味覚というのは、食べ物のエネルギーがどれほどなものか?食べ物自体に生命の力強さを感じるかどうかで味覚が、「うまい!」と感じる。体の細胞が喜んでいる感じがして、舌先というよりは体全体が食べ物を美味しいと感じるのだ。もうこの上なく幸せを感じる。一種の瞑想状態といってよい。
人の体というのは、日々失われていく細胞を補いながら、新しい細胞が生まれてくる。土が植物となり、食べ物となり、形を変えながら我々の肉体となるのだ。物質の原子転換によって、エネルギー体である生命は、その姿を刻々と変えていく。
何年ぶりかに本格の京料理を食べた。昔、老舗の料理屋で働いていたことがあるので、京料理には詳しい。最近の日本料理といえば日本全国どこへ行っても京料理。しかし、京都の有名な料理屋といえども本当に美味しい店はなかなか少ない。技を凝らした素材の使い方、洗練された盛り付け。久しぶりに本物の京料理を食べた。
エネルギーの質(2)
ちょっと前に行った有名レストランとちがい、一汁二菜U野の料理はなかなか美味しい・・・と思ったら、帰り道吐きそうになった。(が、大丈夫だった。)アブナイアブナイ、先方のお母さんにご馳走になった料理を無駄にするわけにはいかない。(笑)最近は動物性のものというのがあまり体に合わない。人としての食を生理学的、科学的に検証したマクロビオティックでも実証済みだ。動物というのは植物から来ている。植物は大地から来ている。人は本来、植物を生命の糧、源とするべきものらしい。
動物性食品を食べるたびに体の調子が狂う。気分が重い。植物は動物に比べて波動が高い。だから、普段の食事において、野菜を中心に食事をしている人と肉や魚を多く食べている人とは、おのずと生命自体の質、エネルギーの質が変わってくるのだ。植物は動物に比べて宇宙に近い。それで、あらゆるものとつながって、この世界に調和して存在できるわけだ。同じ人間に見えてもエネルギーの質の違いは、明らかに見た目や性格にあらわれる。その人の顔、特に目を見るとそれがわかるように思う。それで普段から生命力の高い食事をし、自分自身の心と体、生命のエネルギーを高く維持している人は、(※食事だけでは十分に波動は上がらない。心の問題)波動の低い動物性食品、添加物、エネルギーの低い食品を食べると体の調子を崩すわけだ。以前、映画「マトリックス」の中で描かれていた、主人公が見た世界というのはまさに、エネルギー体としての我々の存在なのだ。
最近ますます、僕にとって食べる意味の少ない食品が増えていく。(知識ではなく、エネルギーとして)生命をつなぐのであれば、世間にはあらゆる食べ物が溢れている。しかし、今の自分自身の体と心を維持しつつ、力強い明日を造っていくエネルギーとなるとなかなかあるものでない。玄米に大村屋の黒練胡麻と塩をふった玄米食。それが、今、僕の生命を一番力強く生かす最高食だ。人が普段何気なく口にする食べ物、実は、それこそがその人自身を物語っているのである。