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人生マクロビオティック(15)

体質改善(1)

玄米しか食べない七号食を10日間つづけると、体質が劇的に変わるらしい。多少体重がおちるが、体調のすぐれた感じ、気分の爽快感を身をもって実感でき、目からうろこの体験をするだろう。慢性的な体調の不良などが改善されることが多い。

そもそも人の体は健康なのだ。それが偏った食生活や添加物・化学調味料などの摂取によって健康のバランス、すなわち陰陽のバランスが崩れてしまう。一定期間、肉や魚などの動物性食品、牛乳・乳製品、砂糖などを全く断ち、食生活を改め体内環境を整えて健康を取り戻す効果のある玄米を食べると体調がガラッと変わってしまうのだ。体はいつも体内の調子を整えて健康であろうとする自然治癒力、解毒作用を働かせている。ところがそれらをはるかに超える様々な日本人の体質に適さない食品の過食が、内臓の各所に過剰物を粘液として蓄える。そういうものが、内臓の正常な機能を妨げ様々な疾患を引き起こすのだ。

それで10日間ほど玄米しか食べないと、肌はツルツルになるし、(美白にもなる)おなかの調子も整って体調の不良もビックリするほど消えてしまうのだ。



体質改善(2)

10日間も玄米以外食べないなんて考えられない・・・という人は、2、3年かけて体質を変えることができる。もちろん、肉も魚も牛乳も砂糖も食べてよい。

基本は玄米と無添加である。主食を玄米にして、よく食料品の裏に書いてある、
 アミノ酸、香料、増粘多糖類、カラメル色素、着色料、保存料、ブドウ糖液糖、
 乳化剤、ソルビン酸、酸味料、リン酸塩、酸化防止剤、発色剤、たん水加水分解物、
 キサンタンガム、イースト、イーストフード、その他のカタカナ文字のややこしい 表示・・・
といった食品添加物をやめるのだ。

添加物をやめて主食を玄米にするだけで、だんだんと体調が整ってくる。そうすると、味覚や嗜好が変わって体の方が勝手に自分の体に合う食べ物を選ぶようになるから不思議だ。ちなみに世の中に溢れている食品には、まず添加物が入っている。だから、しっかりと知識を身につけて、本当に素材の味のする美味しい食品を選ぶことが大切だ。どの食品の裏にもほとんど書いてある「アミノ酸」というのは、化学合成のアミノ酸のことで自然のものではない。いわゆる化学調味料、A〇〇である。びっくりするかもしれないが「食塩」や「白砂糖」も、科学的に精製されたものなので、自然な食べ物からは程遠い、人口添加物のひとつだ。白砂糖の体への害や中毒性はかなり知られているし(さとうきびを煮詰めて作った粗糖がよい)減塩というのは世間で常識のようにいわれているが、本当の塩、海の水を煮詰めて作った自然塩には摂りすぎの害がほぼない。それどころか、自然塩を摂ることによって治る病気も多いのだ。(日本人に多い、砂糖・乳製品といった陰性食品の過剰摂取が原因の陰性病)
大切なのはだしを天然のものに変えることだ。市販のものは「昆布とかつおの一番だし」といっても必ず「アミノ酸」が入っているので意味がない。自然食品店や自然食の宅配に顆粒の天然だしがあるので便利だ。(できれば、昆布と椎茸の精進だしが望ましい思う)

最近の玄米ブームで、玄米さえ食べていれば何か体に良いだろうと思っている人がいるかもしれないが、添加物をずっと今まで通り摂りつづけていては意味がない。いくら体が血液や体内をキレイにして健康を取り戻そうと浄化作用を活発にしてがんばっても、きりがないからである。(絶大な効果をあらわす西式健康法でも、一口のお菓子が症状の改善をものすごく左右する)



肉食の害(1)

僕の地元、松阪は名産松阪牛で有名だ。高すぎて地元の人はあまり行けない、世界の和田金のすき焼きは、一口大のお肉が二切れ、とろけるようなやわらかさの松阪肉はもう、幻の一品。それで、地元の人は、駅裏のひちりん炭火焼ホルモンの店に足繁く通うのだ。これが、もうびっくりするくらいに美味しい!!

ところが、肉が食べれない。もう10年ほどの玄米菜食で体がすっかり病気知らずの健康体になってしまったのはいいが、お肉を食べると調子がおかしくなるのでもう食べない。数年前、知り合いのカフェでササミのサラダが出てきた。無理やり食べたら目まいがしてたおれそうになった。ベーコンや養殖の魚を食べても同じようになる。たぶん、鳥や魚のえさの品質がかなり悪いのだと思う。有名な老舗の鰻屋に限らず、僕が今、美味しく食べれる鰻の蒲焼は、スーパーパントリーの鰻だけだ。(あらゆる食品が徹底した品質管理のもと無添加・オーガニックで自社生産されている業界のカリスマ・スーパーマーケット)木の実なんかを食べている野鳥や鹿なら食べれるかなーっ!?なんて思うがまだ試していないのでわからない。

昔、こだわりの魚屋さんをしていたので、魚やまぐろにはかなり詳しい。100キロを超える近海の本まぐろなんかも扱っていたので、分厚い座布団のような大トロで、お寿司を握ってよく食べた。ちょうど今ごろ採れだす最高級の初がつおなんかも、料亭くらいでしか食べれない代物が最高だ。ところが、もう魚も食べない・・・あまりたくさん食べ過ぎると、おなかの調子がおかしくなって、おしりが痛くなる。(笑)



肉食の害(2)

先方の家族とヒルトンウエストの中華料理店へいった。他の店に比べてかなり雰囲気がよくて高級感がある。カニとレタスのチャーハンを頼んだら焼き豚の細切れが入っていた。「えーっ、ありえやん・・・カニやのに。」何か言いだせる状況でなかったので、仕方なく食べた。そしたら、気分が悪くなってはきそうになった。体がだるくて眠い。関節の節々が痛くなって、頭がボーッとする。それより何より問題なのは、「思考能力がおかしい・・・」のだ。なにか、脳が麻痺して精神障害になってしまったみたいで、深く物事を考えられない。思考力がないのだ。

添加物や化学調味料は、舌や体にくる。気分が悪くなったり、舌がしびれたり、体がすっきりしない。しかし、こんな事はなかった。肉食は、精神にくるというのは本当だったのだろうか?(同じように波動が低い、電子レンジ、化学繊維、電磁波なんかも、僕の体にあわない)陽性の食品は、(ナトリウムが多い食品)日本人の体質(やや陰性)にとって比較的よいとされる。人にとって才気や知性を養うには陽性の食品が不可欠だ。そうすると、世の中に広く、社会的な地位を築ける。反対に、陰性食品を(カリウムが多い)主とするお寺の精進食は精神の覚醒、正しい宇宙観を育てる。

ところが、肉食(極陽性な上に波動が低い)や砂糖(極陰性で化学的)を過食する食生活は、体や健康に害を及ぼすだけでなく、精神に悪影響を与え人間が正しく育たないらしい。

| 人生マクロビオティック | 19:54 | comments(0) | - | pookmark |
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