断食失敗
1日3,4時間の睡眠で、人の2倍は働ける。風邪ひとつひかずに冬でも薄着で暖房いらず・・・なんていう理想の体ではない。
ここ最近の玄米菜食、豆腐と青汁の食事でまた、足先が冷えてきた。(豆腐も青汁も、陰性食品であるが、それを徹底しつづけると体はその反動で陽性化する)胃腸も何を食べても疲れ知らずの頑丈なしろものなんてわけにはいかない。この体の細さは、明らかに胃腸の消化吸収能力が鈍っているからだろう。
八尾にあるK医院で原因不明の難病が次々に断食と少食療法によって奇跡の回復をしていく。以前とは見違えるほどに、健康体に体質が変わっていく。断食とは、それ程に体本来の機能を回復し、体質を真の健康体に変えてしまう力がある。ということで、やってみた。
断食は、医師の指導による厳格な食事法が必要だ。その効果がてきめんな分だけ、体に対する負担も大きいのだ。それでまず、比較的簡単に(!?)できるであろうと思われる2日間の週末断食をすることにした。断食とは、ある期間、水以外に何もとらない。2日から8日の断食を1年間に5回行う。そして、その前後に数日から数週間の暫減食、回復食をとる。断食に体を慣らすために少しづつ、食事を減らしていくのだ。1日目、食事を玄米一膳と豆腐半丁。全然平気だ。2日目、夕方、玄米粉でつくった玄米クリームを少々。またもや平気。結構いけるかも・・・と思ったら、断食の朝、体がだるくて起きられない。断食断念。あーっ、何という結末。
後でわかったことだが、断食の1日目というのは、こういう症状がでる人が多いらしい。これを乗り越えると、結構断食に耐えられるらしい。2週間余りの玄米菜食の少食と今回の断食で、胃がかなり小さくなってしまったのか、本当に極少食で1日の食事が足りてしまう。体も精神も以前にまして、かなりすっきりと明瞭になってしまった。