欲と金持ち
今年の僕のテーマを発表します。「欲と金待ち」
もう長いこと書いてきた数え切れないエッセイのすべてを裏切るような言葉だが、これでいいのだ。僕は去年の暮れ、居心地のよい極楽のんき生活を捨てた。もっと、幸せで新しいものを見つけたのだ。それは、「ふたりでいること。そして、ささやかではあるが、何か温かいものを積み上げていくということ。」ひとつづつ、そんなものを目指していこうと思う。
と言っても、からあげ弁当をつくることはできないし、「最近、韓国ドラマにはまっている・・・」なんてことも書きそうにない。だから、自分の生き様を曲げることなしに、金持ちになりたいのだ。(笑)どれくらいの金持ちかというと、オーガニックレストランが郊外の一軒家でできるくらい。このエッセイが本になるくらい。(えっ?全然金持ちでない・・・)
相変わらず中古のルノーを買うような・・・相変わらずすりきれた服を着つづけるような・・・世間が気にならない、わが道を行く金持ちになりたい。