人生マクロビオティック(17)

自然な食べ物

世の中には食事のことを知識だけで、難しくと語る理論重視の自然食指向の人たちや(僕!?)、認識不足から食をおとして体の調子を壊している人が多い。肉や砂糖を食べてもどうって事がないのに頑なに肉や砂糖を食べない人。食べたいケーキやお菓子を自分はマクロビオティックだからと我慢する人。環境のため、世界の貧困な人のためといって自ら過剰に食事を制限する人・・・なんか自然でない。

欲でなく、食べたいものを食べている人がいい。自分自身に一番ピッタリな食べ物。確かに日々の食事で体は変わる。心も変わる。ところが、度を越えて偏った食事習慣、自分の心や体とバランスのとれない不自然な食事というのは何かしっくりと来ない。「砂糖はダメ。肉はダメ。」というそのこだわりの心と偏った思いが、その人自身の心をしばっているようで仕方がない。

そういう事ではない、自分自身にしっくりとはまる自然な食事。本当に体と心が求める食べ物。人は何かに気付いて、今までの自分を改めるたびに心が変わっていく。その度に、体が求めるエネルギーの質が変わっていく。より波動の高いエネルギーを求めるようになるのだ。

心と体はつながっている。体が変われば心も変わる。心が変われば体も変わる。食べ物は存在そのものである。生きている意味である。その人自身の生き様である。愛そのものである。





易とは東洋の科学である。現代の先端科学が行き詰まってしまった様々な難問、矛盾・・・「宇宙とは何か?」「我々はなぜ生きているのか?」「時間とは何か?」「空間とは何か?」科学がまだ付きとめる事ができない、形而上学的な森羅万象の事象を理論的に説いたものを東洋の科学、「易」と言うらしい。勿論この中に西洋的な物質文明、西洋的な唯物科学も含まれる。我々が知る科学とは、範囲を限定的にした言わばほんの小さな点のような知識や認識にすぎないらしい。現代の様々な宗教、思想、原理、超魔術的なキセキは唯心的で科学ではない。現代も世界中で繰り返される戦争の多くは、いわゆる西洋的な唯物科学と東洋的な統合的な宇宙観の偏った唯心的解釈の対立であることが多いのだ。桜沢如一が言うには、「精神世界、無限の世界を信じるものと物質の世界、有限の世界を信じるものとの血まみれた闘争の歴史であり、言い換えるとひどい近視と精神の目くらの意見の衝突、戦争であった。」というのだ。

統合的な宇宙観は全てのものを受け入れる。いわゆる、「愛」である。日本人は自らの文化と精神を捨て去ってまで西洋文明を受け入れた。我々が見ているものは、日本人のすべてではない。我々日本人は、はたして何処へ行くのか?西洋的な物質文明が行き詰まるときをただ待つのか・・・「豊かさ」という一見理にかなった呪文を唱えながら、我々は今日もこの日々を生きている。東洋の科学を遠い昔に置き去りにしたままで・・・



人生マクロビオティック

生きるとは呼吸である。いわゆる、体全体が行う生命の呼吸、日々、細胞で行なわれる生と死の営み。人にとって、生命にとって必要なものを体内に取り入れて、いらないものを体外に排出する。口から空気を吸って二酸化炭素をだす。食べ物を食べてそのカスをだす。誰かにもらった優しさや愛を、また誰かにあげる。親が自分を一生懸命、愛情を込めて育ててくれたように、自分の子供を大切に育てる。

今まで自分が食べてきた食べ物が、現在の体となり、健康や心のすこやかさを左右する。今まで自分が人にしてきたこと、生き様が、自分自身の心の幸せ感を決めていく。世の中にはすべてのものに因果があり、原因と結果がある。物事には必ず、相反して相対な陰と陽があるのだ。

呼吸を整えると体が変わる。そして人生が変わる。呼吸はいかに息を出し切るかが大切だ。息を吐き切ればおのずと新しい空気が胸の中にいっぱいに入ってくるから。すべての物事を出し切ってこそ、また新しい何かがはじまるのだ。(今、この瞬間を生きるということ。今を生き切ると、また新しい自分がうまれる。この魂にかけた愛を精一杯、世界に注ぐということ。生命というのは、日々瞬間瞬間に生死を繰り返している)

「捨てる美学」と言う言葉がある。我々現代人は様々なものを、今あるものに積み重ねてきた。捨てる事への恐怖が、人生に様々な弊害をもたらした。ところが、健康、経済、科学、その他様々な事象がいずれそのうち破綻してしまうことは明白である。今、我々はかつての日本人の持っていた食生活、生活観、宇宙観にたちかえるべきである。生活も幸せも家族も経済も、調和した穏やかで安定して満たされた暮らしと心にたちかえるべきである。

マクロビオティックは、体質改善の食事法ではない。疲れてしまった我々の心と体を健康なものに戻すひとつの生理学的な側面であり、人が生きていく上で大切な何かを心の内にやどすキセキの道しるべなのだ。



心の宇宙

人は変わっていく。呼吸をするたびに、一呼吸のたびに新しい何かを人は体に取り入れていく。人は日々、瞬間瞬間新しくなっていくのだ。この世の中には今しかない。過去も未来も実はない。ただ、一瞬前とは確実に違う、自分自身とこの世の中が存在するだけなのだ。(人には、記憶というものがあるので、何か過去があったように思うが、そのようなものは、次の瞬間にはもうこの世界に全く存在していないのである)

まわりのものは実はない。我々の思いが作り出した幻想にすぎない。思いが変わればまわりのものが一瞬で変わってしまうから・・・心の宇宙を生きている人には、それがよくわかるはずだ。意識こそが宇宙。この世のすべてだ。(この世の中は、大工さんや建設会社が作ったと思われているが、本当はそうではない。本当は、寝ているのか、起きているのかもわからない程の超リアルな夢のようなもの・・・いつか、本当に目が覚めたときにそれがわかるだろう。それが寿命。生きているときに、目が覚めてしまうのが、いわゆる「悟り」)

死は今もここに存在している。死の自覚こそが自分自身を生きるということだろう。我々は、死に向かって生きているのではない・・・生の終わりに向かって生きているのだ。死はずっと存在している。死を心の奥に感じながら、この生を生きることにこそ、本当の意味がある。

この世界が幻であるからこそ、僕たちは一生懸命にこの生命を燃やして、この現実をただもくもくと丁寧に、大胆に魂の限りに生きていかなければならないのだ。

愛はこの世界に満ち溢れている。愛こそが宇宙そのものの正体だ。愛は我々をあるべき場所へ導いてくれる。食事を変えて、生命力の高い食べ物、波動の高い調和した食べ物を食べ続けていると、僕たちの体は知らぬ間に宇宙に近づいていくのだ。そして、本当の愛を知っていくのだ。(だから、人それぞれの普段口にしている食べ物で、その人自身、すなわち愛の深さが多少なりとも理解できるであろう。)

マクロビオティックは誰の心の中にもある。人は誰もすべてを知っている。そのことを思い出せばいい・・・自分がここにこうして存在している理由を。人が生きている意味を。誰かを愛する意味を。

生き方としてのマクロビオティックを通して、本当の自分自身を思い出せばいい。愛にもう一度、立ち返るだけでいい。心のあらゆるアカを取り去ると真実が見える。

| 人生マクロビオティック | 19:57 | comments(0) | - | pookmark |
人生マクロビオティック(16)

エネルギーの質(1)

何か美味しいものを食べたい。というよりは、エネルギーの高い物質を体内に補給したいのだ。そういうものが、めちゃめちゃうまい。最近の僕の味覚というのは、食べ物のエネルギーがどれほどなものか?食べ物自体に生命の力強さを感じるかどうかで味覚が、「うまい!」と感じる。体の細胞が喜んでいる感じがして、舌先というよりは体全体が食べ物を美味しいと感じるのだ。もうこの上なく幸せを感じる。一種の瞑想状態といってよい。

人の体というのは、日々失われていく細胞を補いながら、新しい細胞が生まれてくる。土が植物となり、食べ物となり、形を変えながら我々の肉体となるのだ。物質の原子転換によって、エネルギー体である生命は、その姿を刻々と変えていく。

何年ぶりかに本格の京料理を食べた。昔、老舗の料理屋で働いていたことがあるので、京料理には詳しい。最近の日本料理といえば日本全国どこへ行っても京料理。しかし、京都の有名な料理屋といえども本当に美味しい店はなかなか少ない。技を凝らした素材の使い方、洗練された盛り付け。久しぶりに本物の京料理を食べた。



エネルギーの質(2)

ちょっと前に行った有名レストランとちがい、一汁二菜U野の料理はなかなか美味しい・・・と思ったら、帰り道吐きそうになった。(が、大丈夫だった。)アブナイアブナイ、先方のお母さんにご馳走になった料理を無駄にするわけにはいかない。(笑)最近は動物性のものというのがあまり体に合わない。人としての食を生理学的、科学的に検証したマクロビオティックでも実証済みだ。動物というのは植物から来ている。植物は大地から来ている。人は本来、植物を生命の糧、源とするべきものらしい。

動物性食品を食べるたびに体の調子が狂う。気分が重い。植物は動物に比べて波動が高い。だから、普段の食事において、野菜を中心に食事をしている人と肉や魚を多く食べている人とは、おのずと生命自体の質、エネルギーの質が変わってくるのだ。植物は動物に比べて宇宙に近い。それで、あらゆるものとつながって、この世界に調和して存在できるわけだ。同じ人間に見えてもエネルギーの質の違いは、明らかに見た目や性格にあらわれる。その人の顔、特に目を見るとそれがわかるように思う。それで普段から生命力の高い食事をし、自分自身の心と体、生命のエネルギーを高く維持している人は、(※食事だけでは十分に波動は上がらない。心の問題)波動の低い動物性食品、添加物、エネルギーの低い食品を食べると体の調子を崩すわけだ。以前、映画「マトリックス」の中で描かれていた、主人公が見た世界というのはまさに、エネルギー体としての我々の存在なのだ。

最近ますます、僕にとって食べる意味の少ない食品が増えていく。(知識ではなく、エネルギーとして)生命をつなぐのであれば、世間にはあらゆる食べ物が溢れている。しかし、今の自分自身の体と心を維持しつつ、力強い明日を造っていくエネルギーとなるとなかなかあるものでない。玄米に大村屋の黒練胡麻と塩をふった玄米食。それが、今、僕の生命を一番力強く生かす最高食だ。人が普段何気なく口にする食べ物、実は、それこそがその人自身を物語っているのである。

| 人生マクロビオティック | 19:55 | comments(0) | - | pookmark |
人生マクロビオティック(15)

体質改善(1)

玄米しか食べない七号食を10日間つづけると、体質が劇的に変わるらしい。多少体重がおちるが、体調のすぐれた感じ、気分の爽快感を身をもって実感でき、目からうろこの体験をするだろう。慢性的な体調の不良などが改善されることが多い。

そもそも人の体は健康なのだ。それが偏った食生活や添加物・化学調味料などの摂取によって健康のバランス、すなわち陰陽のバランスが崩れてしまう。一定期間、肉や魚などの動物性食品、牛乳・乳製品、砂糖などを全く断ち、食生活を改め体内環境を整えて健康を取り戻す効果のある玄米を食べると体調がガラッと変わってしまうのだ。体はいつも体内の調子を整えて健康であろうとする自然治癒力、解毒作用を働かせている。ところがそれらをはるかに超える様々な日本人の体質に適さない食品の過食が、内臓の各所に過剰物を粘液として蓄える。そういうものが、内臓の正常な機能を妨げ様々な疾患を引き起こすのだ。

それで10日間ほど玄米しか食べないと、肌はツルツルになるし、(美白にもなる)おなかの調子も整って体調の不良もビックリするほど消えてしまうのだ。



体質改善(2)

10日間も玄米以外食べないなんて考えられない・・・という人は、2、3年かけて体質を変えることができる。もちろん、肉も魚も牛乳も砂糖も食べてよい。

基本は玄米と無添加である。主食を玄米にして、よく食料品の裏に書いてある、
 アミノ酸、香料、増粘多糖類、カラメル色素、着色料、保存料、ブドウ糖液糖、
 乳化剤、ソルビン酸、酸味料、リン酸塩、酸化防止剤、発色剤、たん水加水分解物、
 キサンタンガム、イースト、イーストフード、その他のカタカナ文字のややこしい 表示・・・
といった食品添加物をやめるのだ。

添加物をやめて主食を玄米にするだけで、だんだんと体調が整ってくる。そうすると、味覚や嗜好が変わって体の方が勝手に自分の体に合う食べ物を選ぶようになるから不思議だ。ちなみに世の中に溢れている食品には、まず添加物が入っている。だから、しっかりと知識を身につけて、本当に素材の味のする美味しい食品を選ぶことが大切だ。どの食品の裏にもほとんど書いてある「アミノ酸」というのは、化学合成のアミノ酸のことで自然のものではない。いわゆる化学調味料、A〇〇である。びっくりするかもしれないが「食塩」や「白砂糖」も、科学的に精製されたものなので、自然な食べ物からは程遠い、人口添加物のひとつだ。白砂糖の体への害や中毒性はかなり知られているし(さとうきびを煮詰めて作った粗糖がよい)減塩というのは世間で常識のようにいわれているが、本当の塩、海の水を煮詰めて作った自然塩には摂りすぎの害がほぼない。それどころか、自然塩を摂ることによって治る病気も多いのだ。(日本人に多い、砂糖・乳製品といった陰性食品の過剰摂取が原因の陰性病)
大切なのはだしを天然のものに変えることだ。市販のものは「昆布とかつおの一番だし」といっても必ず「アミノ酸」が入っているので意味がない。自然食品店や自然食の宅配に顆粒の天然だしがあるので便利だ。(できれば、昆布と椎茸の精進だしが望ましい思う)

最近の玄米ブームで、玄米さえ食べていれば何か体に良いだろうと思っている人がいるかもしれないが、添加物をずっと今まで通り摂りつづけていては意味がない。いくら体が血液や体内をキレイにして健康を取り戻そうと浄化作用を活発にしてがんばっても、きりがないからである。(絶大な効果をあらわす西式健康法でも、一口のお菓子が症状の改善をものすごく左右する)



肉食の害(1)

僕の地元、松阪は名産松阪牛で有名だ。高すぎて地元の人はあまり行けない、世界の和田金のすき焼きは、一口大のお肉が二切れ、とろけるようなやわらかさの松阪肉はもう、幻の一品。それで、地元の人は、駅裏のひちりん炭火焼ホルモンの店に足繁く通うのだ。これが、もうびっくりするくらいに美味しい!!

ところが、肉が食べれない。もう10年ほどの玄米菜食で体がすっかり病気知らずの健康体になってしまったのはいいが、お肉を食べると調子がおかしくなるのでもう食べない。数年前、知り合いのカフェでササミのサラダが出てきた。無理やり食べたら目まいがしてたおれそうになった。ベーコンや養殖の魚を食べても同じようになる。たぶん、鳥や魚のえさの品質がかなり悪いのだと思う。有名な老舗の鰻屋に限らず、僕が今、美味しく食べれる鰻の蒲焼は、スーパーパントリーの鰻だけだ。(あらゆる食品が徹底した品質管理のもと無添加・オーガニックで自社生産されている業界のカリスマ・スーパーマーケット)木の実なんかを食べている野鳥や鹿なら食べれるかなーっ!?なんて思うがまだ試していないのでわからない。

昔、こだわりの魚屋さんをしていたので、魚やまぐろにはかなり詳しい。100キロを超える近海の本まぐろなんかも扱っていたので、分厚い座布団のような大トロで、お寿司を握ってよく食べた。ちょうど今ごろ採れだす最高級の初がつおなんかも、料亭くらいでしか食べれない代物が最高だ。ところが、もう魚も食べない・・・あまりたくさん食べ過ぎると、おなかの調子がおかしくなって、おしりが痛くなる。(笑)



肉食の害(2)

先方の家族とヒルトンウエストの中華料理店へいった。他の店に比べてかなり雰囲気がよくて高級感がある。カニとレタスのチャーハンを頼んだら焼き豚の細切れが入っていた。「えーっ、ありえやん・・・カニやのに。」何か言いだせる状況でなかったので、仕方なく食べた。そしたら、気分が悪くなってはきそうになった。体がだるくて眠い。関節の節々が痛くなって、頭がボーッとする。それより何より問題なのは、「思考能力がおかしい・・・」のだ。なにか、脳が麻痺して精神障害になってしまったみたいで、深く物事を考えられない。思考力がないのだ。

添加物や化学調味料は、舌や体にくる。気分が悪くなったり、舌がしびれたり、体がすっきりしない。しかし、こんな事はなかった。肉食は、精神にくるというのは本当だったのだろうか?(同じように波動が低い、電子レンジ、化学繊維、電磁波なんかも、僕の体にあわない)陽性の食品は、(ナトリウムが多い食品)日本人の体質(やや陰性)にとって比較的よいとされる。人にとって才気や知性を養うには陽性の食品が不可欠だ。そうすると、世の中に広く、社会的な地位を築ける。反対に、陰性食品を(カリウムが多い)主とするお寺の精進食は精神の覚醒、正しい宇宙観を育てる。

ところが、肉食(極陽性な上に波動が低い)や砂糖(極陰性で化学的)を過食する食生活は、体や健康に害を及ぼすだけでなく、精神に悪影響を与え人間が正しく育たないらしい。

| 人生マクロビオティック | 19:54 | comments(0) | - | pookmark |
人生マクロビオティック(14)

低血糖症!?

あの断食以来、体の調子はかなり良いのだが、体が食べ物に対して益々敏感になってしまった。少しでも食べ過ぎると、胃腸が重い。体に負担をかける添加物や動物性食品、乳製品、砂糖などをとりすぎると、体の調子が何となくおかしくて気分も重い。(それで、調子にのっていろんなものを食べたら、胃腸があれて花粉症になってしまった)

もう半月ほど甘いお菓子を食べていない。食べる気がしない。週末、神戸へ行ったら有名なオーガニックのケーキ屋さんの近くを通ったので、マロンケーキを買って試しに食べてみた。「あまーっ!!」数年前はあれほど美味しかったここのケーキが甘すぎて食べれない。が、食べたらどうなるか興味があったので無理やり食べた。そしたら、頭の後ろの方が痛くなってきて、イライラしてきた。やたらと眠い。これはもしや、岩手大学名誉教授の大沢博さんが「その食事では悪くなる」の中で書いていた、砂糖のとりすぎによる「低血糖症」の症状だ。現代人の菓子や清涼飲料水を過食するみだれた食生活が、うつ病や攻撃性、犯罪を誘発するという低血糖の症状だ。穀物よりも、体に早く吸収されやすい砂糖によるブドウ糖は血液の中に入って血糖値の異常な上昇を促す。それで、血糖値を下げるために膵臓からインスリンが分泌されて、今度は血糖値が異常に下がり脳に必須の栄養源であるブドウ糖の欠乏が起こる。それで、イライラしたり頭がボーッとしたりという障害がおこるというのだ。本来、ブドウ糖は穀物で摂取し、時間をかけてブドウ糖に変換されていく多糖類が望ましい。しかし、現代人の食生活に氾濫する、白砂糖や清涼飲料水のとりすぎが、脳に悪影響を及ぼし様々な疾患を引き起こしているのだ。
「白砂糖は、脳の栄養に不可欠だ!」などという常識を信じきっている現代人が一番おそろしい・・と大沢教授が言っていた。



マクロのお産(1)

子供ができたらしい・・・それで、山西みな子さんの「母乳で育てるコツ」を読みはじめた。

育児は子供ができた瞬間からはじまっている。お母さんが食べた食べ物が、そのまんま子供の体を一からつくっていくのだ。これはもう、真剣に取り組まなければならない。幸い、偶然にして子供ができた時期が、彼女と二人で厳格な玄米菜食をはじめたときだった。それで、「肉も食べたら・・・」と言っていた彼女も、自分の心地よい体調で納得したのか、玄米の美味しさにはまってしまったのか、すっかりマクロビオティックになっている。
「グワーッ」とか「宇宙」とか言っていた僕も、彼女のおかげですっかり読書好きになり、本棚はまるで健康マニアのようだ。(笑)

マクロビオティックのお産は、日本人の伝統的な穀物菜食を基本に無添加はもちろん、動物性食品、砂糖、乳製品をなるだけ控えた食事をとる。そうすると、健康で器量のよい子供に育つだけでなく、つわりや難産もなくなってしまうらしい。



マクロのお産(2)

「母乳で育てるコツ」の著者、山西みな子さんは助産師であり、自然育児相談所の代表である。赤ちゃんが喜んで無我夢中で美味しそうに飲んでくれる母乳や、泣くばかりでちっとも飲んでくれない母乳・・・そんなお母さんの苦労が、実はお母さん自身の食べた食べ物のせいであることを数多くの育児指導を通して発見した著者が、「子供がもっとも喜んで飲んでくれる母乳とは・・・」ということを丁寧にわかりやすく書いた二十年来のベストセラー。

牛乳や砂糖を食べた後の母乳を赤ちゃんは嫌がる。皮膚のカサカサや湿疹が、牛乳やお肉をやめるだけで綺麗に治っていく。生まれて初めて口にする哺乳瓶がどれほど、その後の授乳に影響を及ぼすか?生まれてすぐに与えられる砂糖水や粉ミルクの弊害・・・何十年もの現場での豊かな経験から出た目からうろこの有難い話でいっぱいだ。山西さんが突き止めた結論・・・

(1) 牛と鳥の体からでるものいっさいをやめる。
(2) 油、砂糖をやめる。
(3) 野菜は加熱する。(生野菜は体を冷やす。)
(4) 主食を玄米か胚芽米にする。

これが、赤ちゃんが好んで美味しそうにお母さんと目を合わせながら一心不乱に飲んでくれる母乳の作り方だそうだ。な、なんとこれは、いわゆるマクロビオティックに基づく食事法ではないか!?なるほど、赤ちゃん自ら、人が本来食べるべき健全な食べ物、心と体を正しくつくる食べ物を証明したわけだ。

というわけで、母子共に自然に健康に出産できる、本当の母と子の体の健康を考えてくれる助産院をみつけることにしたのでした。

| 人生マクロビオティック | 19:53 | comments(0) | - | pookmark |
人生マクロビオティック(13)
断食失敗

1日3,4時間の睡眠で、人の2倍は働ける。風邪ひとつひかずに冬でも薄着で暖房いらず・・・なんていう理想の体ではない。

ここ最近の玄米菜食、豆腐と青汁の食事でまた、足先が冷えてきた。(豆腐も青汁も、陰性食品であるが、それを徹底しつづけると体はその反動で陽性化する)胃腸も何を食べても疲れ知らずの頑丈なしろものなんてわけにはいかない。この体の細さは、明らかに胃腸の消化吸収能力が鈍っているからだろう。

八尾にあるK医院で原因不明の難病が次々に断食と少食療法によって奇跡の回復をしていく。以前とは見違えるほどに、健康体に体質が変わっていく。断食とは、それ程に体本来の機能を回復し、体質を真の健康体に変えてしまう力がある。ということで、やってみた。

断食は、医師の指導による厳格な食事法が必要だ。その効果がてきめんな分だけ、体に対する負担も大きいのだ。それでまず、比較的簡単に(!?)できるであろうと思われる2日間の週末断食をすることにした。断食とは、ある期間、水以外に何もとらない。2日から8日の断食を1年間に5回行う。そして、その前後に数日から数週間の暫減食、回復食をとる。断食に体を慣らすために少しづつ、食事を減らしていくのだ。1日目、食事を玄米一膳と豆腐半丁。全然平気だ。2日目、夕方、玄米粉でつくった玄米クリームを少々。またもや平気。結構いけるかも・・・と思ったら、断食の朝、体がだるくて起きられない。断食断念。あーっ、何という結末。

後でわかったことだが、断食の1日目というのは、こういう症状がでる人が多いらしい。これを乗り越えると、結構断食に耐えられるらしい。2週間余りの玄米菜食の少食と今回の断食で、胃がかなり小さくなってしまったのか、本当に極少食で1日の食事が足りてしまう。体も精神も以前にまして、かなりすっきりと明瞭になってしまった。
| 人生マクロビオティック | 14:51 | comments(0) | - | pookmark |
人生マクロビオティック(12)
花粉症!?(2)

久司道夫の「マクロビオティック自然療法」によると、花粉症の主な原因は牛乳と乳製品の取りすぎらしい。それに砂糖や果汁、化学物質等の陰性食品が症状を悪化させる。

イタリアンレストランで食べたピザのチーズ!?ここのところ、かなりきっちりと食事を徹底していたので、食べ過ぎによる胃腸の荒れが命取りとなってしまった。(腸壁のブロックがしっかりしているとアレルゲンは体内に入らない。)花粉症になってから2日目の朝、果汁入りの青汁を飲んだら、また花粉症がひどくなった。それで、胡麻塩を二つまみなめたらだいぶましになった。果汁の陰性が、胡麻塩の陽性で中和されて症状が緩和されたのだ。効果てきめん。4日目、乳製品が体から抜けて花粉症もだいぶましになってきたので、知り合いにもらった有名処の大学芋をひとつ食べた。箱の裏をみると、「氷砂糖」。「氷砂糖は、砂糖とちがうやろ・・・」とつぶやいていたら、急にまた目がかゆくなってきた。

以前からたまに、体に合わないものを食べるとおなかの調子が、2、3日おかしいことがある。ひどいと、一週間ぐらい後をひく。今回も乳製品が体からぬけるのに4日ほどかかった。体とは何と正直なものか。一口の食べ物が、ここまで体の調子を左右するとは・・・よく、「何を食べても平気!!」という人がいるが、実はただ単に過剰物が体内に蓄積しているだけなのだ。化学物質や添加物、動物性食品や乳製品、砂糖の取り過ぎで人の体の中に様々な過剰物が粘液として蓄積していく。抵抗力や自然治癒力の低下が人体を守る機能を鈍くさせ、過剰物の体外への排出をさまたげる。現代は一見健康に見える人でも様々な食品の中に含まれる過剰物が体内の様々な器官に蓄積し、成人病や不定訴症といった体の障害を引き起こす。「何かだるい、イライラする」といった何でもない体の不調も、実はこういった過剰物が影響しているらしい。

食べ物によるアレルギーや様々な疾患・・・実は、これらが単に体力の低下といったことだけでなく、人体の健全な過剰物の排出作用であることを知る人は少ないようだ。病気の症状を疾患と見るか治癒に至る過程とみるか・・・対症療法の西洋医学と根本的な病根の治癒を目指す東洋医学との絶対的なスタンスの違いがここにある。
| 人生マクロビオティック | 18:23 | comments(0) | - | pookmark |
人生マクロビオティック(11)
花粉症!?(1)

オーガニックのイタリアンレストランでピザを食べたら、花粉症!?になってしまった。花粉症なんてもう何年もなっていなかったのに・・・
最近なぜか、ちょっと食べ過ぎたり不規則な食生活をしたりすると、気分が悪くなったり、胃腸の調子がすっきりしなくなる。一日二食の玄米菜食の少食、徹底した半断食をはじめて一ヶ月あまり。もう、小さなお茶碗軽く二杯と豆腐一丁で一日のご飯が足りてしまう。それでも気分は以前に増して爽快で、体の調子もかなりよい。玄米が、以前に増して、美味しくてしようがない。黒練り胡麻をたっぷりかけた玄米ごはん以外で、おなかがふくれるなんて、もったいなくて出来ない。(一日お茶碗二杯でおなかがいっぱいなのだから、パンや何かを食べて中途半端な美味しさでおなかをふくれさせてしまうと、後でかなり悔やまれる。)

少食というのはかなり体によいことがあるらしい。朝食をぬくことを半断食というのだが、半断食を続けていると体質が変わってくるらしい。僕ももう数年朝食を食べていないが、随分と体の調子が整ってきたのは、曲がりなりにも朝食をぬいてきたからなのだろうか?生まれついての早食いで、胃腸がかなり弱っていたようだが、だいぶましになってきたようだし、なにしろおなかの調子がよい。おなかの中に何もないすっきりした感じが実に気持ちよい。現代人の食生活は、西洋化して偏った食事のために胃腸がかなり疲れて弱っているらしい。それが半断食によって胃腸を休ませ、本来の内臓の機能を回復させる。また、少食によって、体のエネルギー源としてのブドウ糖以外の脂肪やタンパク質をブドウ糖に転換させる。生体の原子転換を活性化させることによって、体の中に蓄積した過剰物を排出する作用が、結果的にダイエットにもつながる。また、体の調子を整える過程で体内に潜んでいる様々な小さな疾患を表に出す作用(好転反応)が起こるらしい。病気が治ろうとするとき、一時的に症状が悪化したようにみえるのがそれである。(西洋医学は、一般的に症状を抑えてしまうか切除してしまうので、表面的には病気が治ったように見えても病気の原因は決してなくならないので条件が揃えば病気がすぐ再発する。それに比べて、マクロビオティックや西式健康法は、決して病気にならない体になることが目的だ。)

昔の癖で、おなかが減っていないのにすぐ食べ過ぎる。それで以前以上に胃腸が荒れてしまって腸壁の傷から花粉症のアレルゲンが体内に吸収されるようになってしまったのだ。あーっ、食欲というのは恐ろしい!しばし胃腸を安静に。
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人生マクロビオティック(10)
実験開始(2)

玄米と豆腐に黒練り胡麻をたっぷりかけて、塩少々。これがうまくてしようがない。こんな美味しいものが世の中にあったのか!?とさえ思う。(豆腐は消泡剤も入っていない美味しいもの、練り胡麻はできれば大村屋・・・美味しくないと、長く続かないから)後は、お茶と青汁以外、一切食べない一日二食の玄米菜食。一週間やってみた。

1日目の晩からやたらと寝つきがよい。横になって5分もしないうちに寝てしまう。マクロビオティックの本に書いてあったとおりだ。元来、体が健康で絶好調なので気分は爽快なのだがいつも以上に満たされた気分になる。と思ったら、2日目、無性に甘いものやいろんなものが食べたくなった。「あーっ、Mドのホットケーキが食べたい!」などと自分でも考えられないようなセリフが口にでる。(ここ何年もそういったものを欲する味覚ではなかった)これを、メンゲン反応というらしい。3日目、気分爽快、頭もクリヤー。あーっ、こんな素敵な気持ちがあったのか?甘いものや牛乳を以前ほど食べなくなったとはいえ、やはり時々は食べていたのだ。そうゆうものが抜けた体というのは、何と心地のよいものか!4日目、玄米と菜食なのに、あごが痛い・・・えっ!? 何と生まれてこのかた、こんなに一生懸命食べ物を噛んだことがなかったのだ。(マクロビオティックは、玄米を一口で、50〜100回噛む)
久司道夫の「マクロビオティック自然療法」を読んで、食べ物はよく噛んで唾液でアルカリ化しないと体に吸収されないと知り、あわてて噛みだした。あーっ、生まれついての早食いは、食べ物の無駄食いだったのだ。胃を弱くするだけで、食べ物は何十年も体に十分吸収されぬまま素通りしていたのか・・・あーっ、もったいない!そういや友人も、玄米を食べるようになってよく噛むようになったら、エラがはってきたと言っていた。心が今まで以上に自由を感じる。日々が平穏だ。すべてが調和している。

動物性食品、乳製品、砂糖を断つということは、こんなにも新しい世界が開けるものなのか!?何というキセキ。もちろん、栄養学的には問題のない完全食らしい。(豆腐と青汁は西式健康法。生体の原子転換も、あまりに体に楽をさせると機能が鈍るらしい)
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人生マクロビオティック(9)
実験開始(1)

もう十年以上無添加の食事を続けている。お肉は食べていない。おかげで風邪ひとつひいたことがないし、病院へ行くこともなくなった。

マクロビオティックがそんなにえらいのならば、それを確かめなければならない。それで、玄米と菜食、マクロビオティックでいういわゆる三号食をしばらく続けてみることにした。無添加はもちろん、動物性食品(だしも含む)、乳製品、砂糖を一切食べない。

無添加の食生活といえども、卵も食べればケーキも食べる。肉・ハム以外のものは、美味しければ何でも食べる。(添加物やアミノ酸が入っていると、素材の美味しさがなくなってしまうし、舌がしびれて頭がボーッとする)それでも、極陰性の白砂糖や添加物、極陽性の肉類、化学塩(食塩)をとっていないので、自然の食べ物で体の自然治癒力と抵抗力が高まって、ずいぶんと健康な体になってしまったのだ。もともと大した病気もせず、一年に一度風邪をひく程度の極普通の体であったが、食事を無添加に切り替えるだけで、ものすごく体が軽くなって楽になったし、味覚が敏感になっただけでなく、世間のいろんなものが本質的にみえるようになった気がする。
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人生マクロビオティック(8)
生体の原子転換

マクロビオティックによって、世界中で奇跡的な治癒がなぜ起こるのか?それは、古来から受け継がれた東洋思想・哲学の中にあるという。それは、「無」から「有」が生まれるということ。西洋の近代科学の中には決して存在しない、卓越した世界観、見えないものの中にこそ本当があるという宇宙観だ。

そういうことが、フランスの科学者、ルイ・ケルブラン博士によって証明されてしまったのだから驚きである。CaやSiが他の元素に転換するという「物質の原子転換」である。我々の科学は、体の中の元素的な成分を分析して、体に必要な栄養素を摂れという。ところが、どうも生物というのは自分の体の中で体に必要な成分を作り出せるらしいのだ。ケルブランは、この世紀の大発見を自分の死後まで世界に封印するつもりだった。真実を発見した歴史の偉人が狂人扱いされ、火あぶりにされていった歴史をみても仕方のないことなのだろう。ケルブランにこの理論を世界に発表することを決意させた一人の東洋人というのが、桜沢のマクロビオティック理論なのだ。
後に、ケルブランはニューヨーク科学アカデミーのメンバーとなった。これは、ケルブランの学説がアメリカで公認されたことを意味するらしい。(日本では誰一人として、受け入れなかった。ノーベル賞候補にもなったこの元来東洋の偉大な思想を・・・)それまで、莫大な費用のかかる高温高圧の増殖炉の中でしか起こらなかった元素の原子転換が、低温、低圧の実験室の中で起きたのだ。この事実は、実は世界の構造を変えてしまうくらいの価値がある。

つくしはその胞子にごくわずかしかCaを含まない。しかし、数週間後、成長したつくしは70%ものCaを含んでいるのだ。つくしは、Caをほとんど含まないSiの土地でしか育たない。大量のCaは一体どこからきたというのか?生物というのは、こんな奇跡を日々、いともたやすく、己の体の中でおこなっているのだ。
 
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